ソニー銀行のメリット・デメリット

ネット銀行とは

通常の銀行と同じようなサービスをしていますが、インターネットや電話による利用をメインとし、店舗を持たない(あるいは少ない)銀行のことです。これにより店舗の維持費や人件費を抑えられるため、各種手数料は安く、利息は高い傾向にあります。入金や出金はどうするかというと、コンビニや郵便局のATMと提携して実現しています。また通帳が発行されない銀行が多く、パソコンや携帯で閲覧することになります。

ソニー銀行とは

ソニーグループの運営するインターネット銀行です。一般的な銀行機能に加え、"個人のための資産運用・管理ツールをインターネットで提供"しています。

ソニー銀行のメリット

ソニー銀行には次のようなメリットがあります。

ATM手数料が無料

セブン銀行での入出金は24時間、何度でも無料です。イーネット・ローソンATM・@bank・三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・ゆうちょ銀行では入金は何度でも無料、出金は月に4回まで無料(5回目からは105円)となっています。もちろんコンビニは24時間利用可能で、時間外手数料もありません。

ネット・電話での振り込み手数料も無料

ソニー銀行間なら何度でも無料ですが、さらに他行宛でも月に1回なら無料となっています。2回目以降も金額に関わらず210円です。金額によって手数料が変わらないのは素晴らしいですね。

安定した金利の高さ

金利が高く安定しています。もちろん商品の1つ1つを見れば他行のほうが高い金利設定も見受けられますが、それらは一時的なキャンペーンであったり他の商品の金利が低かったりするため、長く使うと得なのか損なのか良く分からないという状況です。それに対して、全体的に安定してそこそこ高い金利、というのはソニー銀行の強みです。

プレゼント企画が多い

定期預金や口座開設でのキャンペーンがとても多く行われます。金利が上乗せされたり現金がプレゼントされたりと、開業以来このスタンスは変わっていません。中でもユニークなのは、ソニーならでは、ソニー製品プレゼント!ですね。

ポストペットのカードもあります

ポストペットのデザインのキャッシュカードが選べます。ショッキングピンクのちょっと目立っちゃう感じのカードです。かわいいですよ(もちろん一般的なデザインのカードも選べます)。ちなみにデザインは時々変更されていて、どんなカードになるかは口座開設のタイミングで決まります。

外貨預金や投資信託も手軽

外貨預金や投資信託もできます。申し込みなどが手軽なため、資産運用というものをちょっと試してみたい、という方におすすめです。絶対に損しない(儲かることもない)だろうという体験版みたいな商品もあります(笑)。

ソニー銀行のデメリット

口座開設しておくだけなら特にデメリットは無いとは思いますが、ソニー銀行だけを使おうとすると1つだけデメリットがあります。

口座引落ができない

ソニー銀行では公共料金などの口座引落ができません。唯一できるのは、セゾンカードの引き落としのみです。どんなにソニー銀行が好きでも、これでは他の銀行の口座も維持しておかなければなりません。どうしてもソニー銀行だけにしたいという場合には、引き落とししているものを、全部セゾンカード払いにする必要があります。この点はソニー銀行にはぜひ頑張っていただきたいところ。

最後に

ここまで色々書きましたが、ネット銀行は本当に便利です。たとえばネットオークション。落札金額が安くても送料と振込手数料で結局高くなってしまう、なんていう経験のある方も多いと思います。そういったときに安いor無料の振込手数料であれば非常に有効な支払い手段となります。今は使わなくても、いつか使う日のために口座を開いておいて損はありません(ネット銀行の口座開設手続きは郵送になるためかなりの日数がかかります)。

もちろんソニー銀行だけがネット銀行ではなく他にも様々な特徴を持った銀行がたくさんあります。あれこれ調べてみて、お気に入りの一行を見つけていただければと思います。

最終更新:2013年10月13日

 
 

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