格安ガソリンは質が悪かった

車で走っていると時々見かける価格の安いガソリンスタンドがあります。
周囲と比べて、かなりかけ離れた価格設定をしているところです。

そういった格安・激安スタンドのガソリンの質はどうなのでしょうか。

結論から言えば、絶対ではありませんが、質の悪い燃料を提供しているガソリンスタンドがあります。コストを考えれば当然です。

実際に周囲より10円程度安価なガソリンを試してみたところ、アクセルをかなり踏み込まないといつも通りに走らなくなり、燃費も目に見えて落ちてしまいました。特に燃費に関しては、燃料計の針がみるみる下がってゆくのです。

では質の良い燃料と悪い燃料にはどのような違いがあるのでしょうか。

それは、燃料の生産過程や保存状態の違いです。
エネオスやコスモといった有名所、いわゆるブランドものの燃料は、成分などにそれなりの規格や基準を設定して生産・検査していますので品質が高く安定しています。ところが格安燃料はそのあたりの基準が甘いのです。すると成分の割合が違ってきますので、走りや燃費に差が出てくるというわけです。

ふだん格安スタンドだけで給油している方は、他のガソリンスタンドを数回試してみていただきたく思います。走りや燃費が違うことを体感できるのではないでしょうか。

ただしまっとうな価格設定のスタンドでも質の悪い燃料を混ぜている店舗もあります。こればかりはスタンドの店員さんと仲良くなったりしなければ知ることは困難で、実際に使ってみないと分からないと言えます。

良い燃料を安く給油したい場合は、いくつかのガソリンスタンドを試してみて、燃費や走りと価格を比べてみるのが最善です。

愛車の健康のためにもあまり質の悪い燃料を使用することは避けたいところです。

最終更新:2016年3月22日

 
 

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