新札はいつ発行?両替は銀行でやればいいの?

2024年、約20年ぶりに新しい紙幣が発行されます。
最後に新札が発行されてから、長い年月が経っていることもあり、新札の発行についてよく分からない方が少なくないでしょう。
そこで本記事では、新札発行の概要や、新札の両替場所について詳しく解説していきます!

新札発行の概要

カウントダウン企画が実施されている場所もありますが、新札の発行開始日は2024年7月3日です。
高い偽造防止技術を持つ日本の紙幣ですが、今回の新札発行を通じて、その技術はさらに高みを目指すことになります。
例えば、紙幣を傾けると肖像が立体的に動いて見えるホログラム技術や、紙幣の模様を高精細に写し出す「すかし」などがあります。

新札が発行されると、旧札は使用できない?

新札発行以降も、旧札は引き続き使用可能です。
新札発行に乗じて、「使用不可になる旧札を回収する」という旨で詐欺が横行する可能性がありますので、注意が必要です。

福沢諭吉などが描かれた、現在のD券(昭和59年発行)はもちろん、C券(昭和32〜44年発行)、B券(昭和25〜28年発行)、A券(昭和21年発行)、昭和18年以前発行の券いずれも、引き続き使用可能です。
ただ、発行年数によってはその券を受け入れない機械もありますので、把握しておきましょう。

新札の両替はどこで出来る?

新札の両替は、銀行、両替機、ATMの主に3箇所で行えます。
一つずつ両替方法を見ていきましょう。

①銀行

銀行窓口で両替をお願いする場合、「両替依頼書」に持参金額や必要枚数といった事項を記入の上、窓口にて新紙幣へ交換したい旨を伝えます。
すると、持ち込んだ旧紙幣を新札へと交換してくれます。

交換手数料は、銀行や口座保有の有無などで変わるため、確認する必要があります。
しかし一般的には、10枚までなら無料で両替をしてくれる銀行が多いようです。

②両替機

銀行であれば、窓口以外にも両替機を利用して両替可能です。
銀行のATMコーナーにある両替機ですが、多くの場合、利用にはキャッシュカードや両替機利用カードが必要です。
以降は画面の指示に従って、両替枚数などを指定すれば、問題なく両替を行えるでしょう。

両替機の両替手数料も、銀行ごとに確認が必要ですが、「キャッシュカードの所有」と「両替枚数10枚まで」という場合は、無料で両替できる場合が多いです。

③ATM

確実な方法とは言えませんが、ATMでお金を預けて引き下ろす過程で、新札を入手できるかもしれません。
しかし手数料がかかるのに、新札入手のために何度も引き下ろしを行うのは勿体無いため、普段ATMを利用する過程で新札があればラッキー程度に考えておきましょう。

新札を使用する際の注意

2024年7月3日の新紙幣発行に対応すべく、日本の様々な企業や組織が、機械を新札に対応させる作業を進めています。
しかしながら、発行開始から当面の間は、新札に対応していない券売機や機械があるかもしれません。

  万が一に備えて、旧札やクレジットカード、電子マネーも財布に入れておきましょう。

まとめ

本記事では、新札の発行時期、両替について主に解説しました。
今回の新札はデザインにも注目点が多く、偽造防止の一環で施されたハイレベルな塗装や模様には一種の感動すら覚えるでしょう。
新札の発行が楽しみですね!

最終更新:2024年4月26日