タイヤと燃費

最近注目されているエコタイヤについてです。

エコタイヤ、効果はあるの?

結論から言えば、効果があります。燃費は確実に良くなります。

詳細は後述しますが私は2〜3km/lほど燃費が良くなりました。さらに坂道でのスピードダウンも軽減して快適になりました。

言うだけのことはある

車のタイヤというのは、ほとんどの製品が謳い文句を実感できる程度の性能を持っています。洗車グッズや脱臭アイテムには本当に効果があるのかそれとも気のせいなのかよく分からないようなものが多くありますが、タイヤに関して言えばそういった類の製品はほとんど存在せず、「看板に偽りなし」という好感の持てる状況となっています。

エコタイヤや静音タイヤも同様で、交換して走ってみると、スタッドレスタイヤのように明らかに違いが分かります。

エコタイヤの選び方

エコタイヤを選ぶときに注意したい点があります。それは下記の3つです。

・燃費性能

・安全性能

・価格

これらについて詳細を説明します。

燃費性能について

エコタイヤはたくさんの製品があります。メーカーの違いだけでなく、同じメーカーでも複数のエコタイヤが販売されていて、どれを選んで良いのか分からないという方も多いと思います。でもどうしてそんなに種類があるのでしょうか?

それは、燃費以外に違いがあるからです。たとえば耐久性や乗り心地、走行音の静寂性などが、タイヤによって異なっているのです。燃費だけでなく、様々な要素や価格で、タイヤが選べるようになっているのです。

安全性能について

エコタイヤは「転がりやすい」ように作られています。少しの力でころころと遠くまで転がる。それがエコタイヤがエコである理由です。しかし「よく転がる」というのは、逆に言えば、「なかなか止まらない」ということになります。タイヤをエコにすればするほど、滑りやすくなってしまうという現実があります。

この点は技術革新でずいぶんと良くなっていますが、雨の日に走る場合や、急のつく運転(急ハンドル、急ブレーキ、急加速)をするような方は注意が必要です。

※とは言えコストダウン型の激安タイヤに比べればずっと良いとは思いますが。

価格について

タイヤの価格というのは不思議なもので、購入するお店によって物凄く差があります。同じ日に、ちょっと近くの数店舗を比較するだけで、どうしてそんなに?と思うほど違うのです。なんとなくカーショップやタイヤ専門店に探しに行きがちですが、実は高そうなイメージのガソリンスタンドのほうが半額くらいで売っている、ということもあります。ですので、時間があればあちこち調べに行って探すことをお勧めします。

私のタイヤについて

こちらは私の使っているブルーアースというタイヤです。購入当時最高の燃費性能「AA」でした。車に最初から付いていたタイヤに比べて燃費が2〜3キロも向上したのは想像以上でした。また家の近くに急な坂道があって、スピードダウンが激しくてかなりアクセルを踏み込まないと登れなかったのですが、このタイヤに替えてからはそれほど踏み込むこと無く登れるようになりました。ただし安全性能が「c」となっています。

なお今は燃費も安全も極限まで高めたブルーアースワン(燃費性能「AAA」、安全性能も「a」〜「c」)や、バランスの良いブルーアース・エース(燃費性能「A」、安全性能「a」)も発売されています。

それにしても Amazon でタイヤまで通販できるんですね。でも取り付けはどうするの?と思ったらカー用品交換・取付についてというページがあって、提携ショップでやってくれる(※)と、そういう仕組みのようで。。。いやはや。すごい時代になったものです。

※別料金がかかるようですね。

最終更新:2013年12月5日

 
 

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