消費税引き上げにともなう高速料金値上げ

増税に伴い高速代が値上がります

2014年4月より、消費税率が5%から8%に引き上げられる予定です。それに伴い高速道路の料金も値上げされることとなります。また各種割引制度も終了となり、経路によっては大幅な負担増になる可能性があります。

値上げされる道路

現在のところ増税分の値上げを表明しているのはNEXCO西日本(西日本高速道路会社)です。NEXCO東日本とNEXCO中日本は調整中ですが、過去の消費増税と同様、料金へ転嫁されると思われます。首都高速と阪神高速については値上げとなっても各種割引の延長が検討されています。しかし割引は政府負担もあるため、消費増税分(福祉目的)が道路関連企業に流れるという構図になります。

1円単位での値上げ?

現在50円単位の高速料金ですが、ETCカードでは1円単位の徴収が可能であるため、料金が1円単位となる可能性があります。鉄道でもJR東日本などがICカード(SuicaやPASMO)に限って1円単位での徴収を検討しています。とは言うものの、カード決済を使用しない場合との兼ね合いもあり、本当に1円単位になるかははっきりしていません。

それにしても・・・

増税しておきながら割引を税金で補填したり、民営化しておきながらこれといった値下げも無いというのは、ちょっといただけない気もします。キレイで立派な道路が続々と出来る反面、利用者や国民の負担は増すばかりです。

最終更新:2013年10月28日

 
 

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